昨年からぜひ行ってみたいと思っていた
国際子ども図書館に行ってきました。
JR上野駅から徒歩約10分。
施設の案内ツアー「たてものコース」に参加してきました。
明治39年に帝国図書館として造られ、昭和4年に増築されたこの建物は、ルネッサンス様式の明治時代の西洋館で、東京都選定歴史的建造物です。
平成9~13年に施工された改修工事で、明治・昭和・平成の3つの時代に造られた建物が一体となり、貴重な建築遺産を保存しながら、新しい機能と空間をあわせもつ図書館として再生しました。
噴水もあって、まるでお城のようです。
ゴマ掛け煉瓦と白丁場(はくちょうば)石の外観。
できるだけ明治以来の風合いを残すように保存、復元しています。
屋根の上に見えるのは、建物を雷から守る避雷針だそうです。
開口部のサッシは図書館としての空調条件に沿わないため、複層ガラスをはめたアルミサッシに置き換えられました。
明治期の西側の壁は、増築により室内化されています。